アストラゼネカはサイエンスを追い求め、患者さんを第一に考えるグローバル製薬会社です。全世界で89,000人以上のの社員を擁する世界トップクラスの製薬会社として、未来のヘルスケア分野を変革し、サイエンスを通して「人々・社会・地球の健康」の実現を目指しています。
アストラゼネカ株式会社は2000年に、アストラジャパン株式会社とゼネカ株式会社の合併によって設立され、現在は従業員3700人、売上35億米ドルに達しています。「オンコロジー」「循環器・腎・代謝疾患」「呼吸器・免疫疾患」「ワクチン・免疫療法」が4つの重点領域です。
アストラゼネカは、私たちが皆共有する未来は健康な人々・社会・地球にかかっており、これらの要素は相互に関連していると考えています。気候危機に対処するために大胆な行動が取られており、2020年に「Ambition Zero Carbon」(AZC)プログラムを発表しました。このプログラムを通じて、アストラゼネカは、2026年までに世界各国の自社事業における温室効果ガスの排出量を2015年比で98%削減し、2030年からはバリューチェーン全体をカーボンネガティブにするという目標を掲げ、最大で10億米ドルを投資することを決定しています。
同社は、新しいネットゼロ企業基準に沿って、Science Based Targetsイニシアチブ(SBTi)によってネットゼロ目標の認証を受けた世界初の7社のうちの1社です。これには、医薬品の開発と提供に100%再生可能エネルギー由来の電力や熱を使用することと、17,000台を超える全車両を100%電気自動車に切り替えること(EV100コミットメント)が含まれます。
アストラゼネカは日本において、使用する電力の100%を再生可能なエネルギーから調達しています。同社は2021年以降、国内の1,000台を超える車両の大部分をEVに切り替えており、日本全国でEV充電インフラの普及とアクセスを拡大することにも積極的に取り組んでいます。最後に、同社は現在国内総排出量の約5%を占める日本のヘルスケア分野全体の脱炭素化の強力な推進力でもあります。