日本テトラパック株式会社

テトラパックは、1951年にスウェーデンで誕生した食品加工処理と紙容器充填包装システムの世界的なリーディング・カンパニーです。世界160カ国以上のお客様のニーズを満たすため、安全で栄養価の高い食品を提供しています。世界中に24,000名以上の従業員を擁するテトラパックは、食品をどこでも安全に入手できるようにすることを約束し、「大切なものを包んでいます (PROTECTS WHAT’S GOOD) ™」というモットーのもと、食品、人々、そして地球を守ります。

テトラパックは、2030年までに自社事業でネットゼロ(温室効果ガス排出量実質ゼロ)を達成し、2050年までにバリューチェーン全体でネットゼロを実現するという目標を掲げています。同社は、リサイクル可能でカーボンニュートラル、再生可能な資源を使用したパッケージを提供することで、世界で最も持続可能な容器を提供することを目指しています。

日本において、テトラパックは食品および包装分野の脱炭素化に貢献しています。同社の紙容器はライフサイクル分析により、代替素材と比較して気候への影響が著しく低いことが示されており、無菌(アセプティック)紙容器充填システムによって食品ロスや冷蔵の必要性を減らすことができます。

現在、日本テトラパックは、国内外のリサイクル業者や回収業者、地方自治体などと協力し、さまざまな取り組みを通じて紙容器のリサイクル率を向上させる活動を積極的に進めています。紙容器のバリューチェーンにおける循環性を高めることは、気候への影響を削減し、化石燃料への依存を低減し、資源の効率性と持続可能性を向上させる鍵となります。

日本テトラパックは、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」において、「Join the sustainability journey (サステナブルな未来へ、ともに行動しよう) 」というテーマを掲げ、北欧パビリオンのプラチナスポンサーとして協賛します。2025大阪・関西万博では、持続可能な食品包装を通じて、食品ロスの削減や食品安全性の向上を目指すテトラパックの取り組みを紹介します。また、紙容器のリサイクルや学校給食における活動など、さまざまなステークホルダーとの事例を通じて、脱炭素・循環型経済へのコミットメントを強調します。